養生術研究会とは

当会は、主宰者の二度の大病(白血病、脳出血)からの生還の体験から「本当に大切な事は今この時を幸せに生ききること」という考えのもと、執着ではなく養生しながら大切に毎日を生きる為の知慧を様々な角度から提案していく会として約20年間活動を続けています。そしてたどりついた事は生と死はあわせ鏡、死を未来にあるものとせず、この時訪れるものとして今を養生することを発信しています。

活動内容例

 

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  • 推拿自然療法の施術と教育
  • 養生術講座(呼吸法と気功法)の指導
  • 中医学(基礎学、中薬学、易学)の指導
  • 食養生、時間養生の指導 
  • 精進料理教室・薬膳料理
  • 自然体験ワーク
  • 陰陽五行易学講座  その他

活動拠点

 

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  • 無為庵 群馬県利根郡みなかみ町永井637-4
  • 前橋無為庵 群馬県前橋市天川大島町2-32-5
  • 群馬県前橋市川曲町267-9  027-253-0486
  • 大阪無為庵 大阪府吹田市昭和町5-7

研究会代表

田村 泰久

090-4421-0690

 

 

トピックス

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=卯月 うづき 四月=

桜の花に包まれて、様々な人生の新年度が始まる。青空と花の香りに心から待ち遠しい人もいれば、様々な悲しみに空も花も目に映らない方もいらっしゃるであろう。 お釈迦様は「何年生きたか大事ではない。どう生きてきたかが大事だ!」と言うが不慮の事故や病気で大切な人と別れる時は、人はそんな境地にはなれるものではないと思う。桜の花が長く咲いていると感じるのも短かったと感じるのもすべて自分自身次第なのだ。

また新入生や新入社員の張り切った様子や緊張した面持ちを自分自身で忘れないでほしい。それが「初心忘れるべからず」なのだ。

4月8日は「花まつり」お釈迦様生誕の日である。しかしお釈迦様の生誕にも蔭には悲しい話しがある。実の母、摩耶夫人は自らの誕生によって、命は奪われたという想いが出家の一つの原因と言われてもいる。自身の生と母の死、産まれたその時「死生感」を悟ったことであろう。東日本大震災から8年。先日、テレビで震災後上京した女性が一度も実家に帰れないというドキュメントがあった。彼女は3月11日、地震後両親に祖父母を頼むと言われ妹と祖父母と学校の体育館に避難した。やがて津波が来るといわれ、二階に妹と祖母の手ととり急いだが祖父は足が悪いためなかなか歩けない。津波は体育館に到達。すると祖母は彼女の手を振り払い祖父の元へ戻ってしまった。彼女は妹を助けなくてはと必死に二階に上がったところで一階は津波の大きな渦に呑まれ祖父母は帰らぬ人となってしまった。彼女はこの日から自分を責め、父に合わせる顔がないと高校卒業後、都内に就職し一度も帰れないのだ。実家は建て直されて仏壇と彼女の部屋には祖母の遺品のベットカバーがあり、両親はずっと待ち続けている。 今年、彼女は8年目にしてようやく実家に「ただいま!」と帰り、仏壇に線香を立て「帰りました。ごめんなさい!」と声を震わせて合掌できた。母はやさしく「お帰り!」と娘を抱きしめていた。昨今イジメやSNSによる自殺などや「誰でもよかった!」と言って殺人やら多くある。本当に「生きる!」意味がわからなくなっている世の中である。

先日、末期癌の50代の男性からメールをいただいた。昨年末に腹水もたまって腹膜にも転移し医師も手が付けられないと余命宣告された方で気が流れればと知人に紹介されて施術させていただいた。初めて施術させていただいた時、死生を達観しているような穏やかさに驚かされた。診察しても脈も舌もひどい病脈、病舌とは感じられなかった。気の流れは正直、何ヵ所で途切れは感じられたので、ひたすら繋がるように施術させていただいた。3月のある日、2月から緩和ケアに自宅から移ったとメールでいただき、「少し歩くのがやっとでいよいよダメな感じです。残された時間を自覚しています。色々ありがとうございました。」と書いてあった。わずか3ヶ月ほどのご縁だったが今を力強く生きた事に心から敬意を表したい。毎回やっていただいた呼吸法も深い呼吸で力強かった。桜の花と共に散る覚悟ができたKさんの魂は桜の木の上を照らす日輪と一つになって咲くことだろう。桜の花に包まれて…合掌

 

今回は当研修会修了生で大阪大学准教授の梅本英司君を紹介します。梅本君の論文は1月にイギリスの「Nature」に掲載されました。

『腸内細菌のつくる乳酸・ピルビン酸は免疫を活性化する』大阪大学・医学系研究科 梅本英司

10年ほど前まで田村先生のもとで勉強をさせて頂いていた梅本です。この度は私たちが発表した研究内容を紹介させていただく機会を頂き、ありがとうございます。

今回発表した研究は、平たく言うと「腸内細菌がつくる乳酸やピルビン酸が免疫を高める」という内容です。乳酸菌のような腸内細菌が身体によい作用を持つことは知られていますが、腸内細菌の産生する分子がどのように私たちの身体に働きかけるのかについては、まだまだわかっていないことが多いのです。乳酸菌はいわゆる善玉菌として知られていますが、乳酸自体が私たちの身体に作用するしくみや、乳酸とよく似た構造をもつピルビン酸の腸管における役割もよくわかっていませんでした。

今回の研究のミソは、乳酸やピルビン酸を「鍵」とすると、鍵が結合する「鍵穴」の役割をするタンパク質(受容体)が明らかになったことにあります。この鍵穴として働く分子はGPR31というタンパク質で、免疫細胞の一種である小腸のマクロファージの細胞表面に発現しています。乳酸やピルビン酸がGPR31に結合すると、ちょうどスイッチが入ったようになり、マクロファージが上皮細胞の間から小腸の管腔に向かって樹状突起(細胞体から木の枝のように伸びた突起)を伸ばすことが明らかになりました。その結果、マクロファージは腸管管腔内の病原性細菌(サルモネラ菌)を効率よく取り込み、病原性細菌に対する抵抗性が増すことがわかりました(図)。

今回の研究は、最初から乳酸やピルビン酸の働きを調べようと思って始めたわけではありません。ヒトの腸内には1000種類、100兆個にものぼる腸内細菌が存在すると言われており、腸内細菌は私たちが日々摂取する食事成分などから、多種多様な代謝分子を作ります。この研究は、私たちの身体に作用する腸内細菌由来の代謝分子を見つけようとしたのが出発点でした。これまでの論文より、小腸のマクロファージは上皮細胞間から管腔に向かって樹状突起を伸ばして腸管管腔内の細菌を捕捉するというユニークな機能を持つことが知られていました。そこで、マウスの小腸内容物から回収した抽出物を小腸のマクロファージに添加したところ、数時間後、マクロファージは樹状突起を伸ばし、小腸の内容物にはマクロファージの樹状突起伸長を誘導する成分が含まれることがわかりました。

次に、私たちはこの小腸内容物中の成分が結合する受容体を探索しました。細胞の種類にもよりますが、多くの細胞の表面にはGPCR(G蛋白質共役型受容体)という一群の受容体が発現しています。GPCRは数百種類が知られ、細胞ごとに発現する種類も異なります。GPCRはその種類によってアミノ酸や脂質など種々の分子に結合することが知られていますが、中には結合する相手やわかっていないものや機能が不明なものも多々存在します。私たちはGPCRのなかでも、小腸マクロファージに高発現するGPR31に着目しました。GPR31を持たないマウスを作成したところ、期待通り、このマウスの小腸マクロファージは小腸内容物の抽出物に反応しなくなり、小腸内容物の何かしらの分子がGPR31に結合することがわかりました。

そうなると、GPR31が結合する相手が何かということになります。過去の文献ではGPR31は特定の脂質に結合することが報告されていたので、まずこの脂質がGPR31に結合するかどうか自分たちの手で調べてみたのですが、なかなか反応性は見られません。こういう時は得てして自分たちの実験手技や評価方法が悪いからではないかと思いしばらく悶々としたわけですが、教授のアドバイスにより過去の文献にとらわれず、とにかく小腸内容物に含まれるGPR31結合分子を自分たちの手で見つけることになりました。こうして小腸内容物に含まれる何万種類もある分子から、たった1種類の(結果的には2種類でしたが)分子を見つけ出す作業に取り組むことになりました。そして、生化学的な手法で何段階もの精製を行った結果、一緒にこの研究を行った大学院生の頑張りもあって、GPR31に結合する相手のひとつが乳酸だとわかりました。実は、私たちは生物学的な実験手法に慣れていたので、今回用いた生化学的な精製方法は殆ど知りませんでした。この分野でほぼ初心者の私たちは、工学部の先生や共同研究を行っていた製薬会社の方々に幾度となくご指導・アドバイスを頂き、ようやくたどり着いた成果となりました。

実際、乳酸・ピルビン酸をマウスに飲ますと、小腸マクロファージの樹状突起が顕著に増加する様子が顕微鏡で観察されましたし、乳酸・ピルビン酸を飲ませたマウスに病原性のないサルモネラ菌を経口投与するとサルモネラ菌に対する抗体が多く作られ、サルモネラ菌に対する免疫が高まることがわかりました。そこで、乳酸やピルビン酸を飲ませたマウスに病原性のないサルモネラを投与し、1ヶ月以上してから病原性のあるサルモネラ菌を感染させると、乳酸やピルビン酸を与えなかったマウスよりも生存率が向上することもわかりました。このような乳酸やピルビン酸の作用はGPR31に依存することも明らかになりました。このように、腸内細菌のつくる乳酸・ピルビン酸は小腸マクロファージ上に発現するGPR31に結合して、その樹状突起の伸長を誘導することで小腸管腔内の病原性細菌を効率よく取り込むこと、また乳酸・ピルビン酸とGPR31の結合は病原性細菌の感染防御に重要な役割を果たすことがわかりました。なお、多くの乳酸菌が乳酸を作りますが、そのなかでも特定の乳酸菌がピルビン酸を高産生することも明らかになりました。

この論文の著者は自分も含めて19名に及びます。生化学的な分析でお世話になった方、特定の実験系を教えていただいた方、顕微鏡解析でご協力いただいた方、サルモネラ菌の変異株を作成していただいた方…と、本当に多くの方に助けられたおかげで、ここまで辿り着けました。私たちの分野に限ったことではなく、研究は他の研究室と共同研究で行うことも多く、チームワークは大切な要素だと痛感しています。

乳酸菌の名前の元にもなっている乳酸のようなありふれた分子にこのような作用があるのは自分たちでもびっくりしました。近年、腸内細菌は自己免疫疾患や肥満、動脈硬化、自閉症などこれまで考えられていなかったような疾患・症状に関係することが次々と明らかになっています。最近、腸内細菌叢のバランスを取ることで健康を増進する動きが高まっていますが、今回の研究が日々の日常生活に活かすことができるような成果につながったのは思わぬ喜びとなりました。腸内で起きている免疫のしくみの一端が明らかになることが健康の土台づくりに役立てられるとうれしく思います。

人生半ばの回顧録 vol.23

 

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美容室で施術スタート

私は美容室の役割とは、髪からの美しさを求めるだけでなく、お客様が来店して鏡の前に座るだけで心まで美しくなれる場所の提供だと思うと大先生に話した。さらに足底反射医療法と問診カウンセリングで健康への気づきのお手伝いができたらと訴えて、まず大先生の足を施術させていただいた。

その時「舌を出して見せてください!」というと「まぁ!医者みたいね!」と驚かれた。私は血が少しドロドロして、肝も弱っているかもと伝え、足を触らせていただいてすぐに「子宮は手術してますか?」とたずねたら、大先生は目を大きく開き驚いた顔で「なんでわかるの?」と聞いてきた。大先生は子宮筋腫がひどく、手術して子宮を切除してあることを教えてくれた。私は、足には身体の変化があらわれる事を告げたら「先生、うちのお客様に施術を受けさせたいから週二回は来て下さい!」と、施術を受ける前は「あなた!」と呼ばれていたのに態度を一変させて信頼していただけた。

その後、この美容院では約二年施術させていただいたが、日本での経験の少なかった私にはたいへん貴重な勉強になった時期でもあった。この頃少し遅れてから「足ツボ療法」という名称で認知されてきたが、私が始めた時は多くの方が裸足を他人に触られることに抵抗感を持っていたので最初は、美容院の大先生や先生と信頼関係ができているお客様は勧められて少しずつ受ける方が増えていった。一年後には他の美容院も紹介され、一週間の予定がほぼ埋まっていったのだ。

美容院では、お客様が病気の話や薬、病院の事、怪我や筋肉の話や心の問題の話など様々な会話をしていた。聞いていると中国医学、特に漢方薬については多くの方が誤解をしている事がわかり、処方する薬局も中国漢方と日本漢方(和漢)の違いもわかってきた。たとえば漢方薬局で風邪に葛根湯を買ったという二人の方がいた。一人は体質的に合うが(証に合う)一人は合わない(無効)なのに同じ処方がされている。これを聞いていて、私は本当の中国医学を日本に伝える必要があると痛感したのだ。

 

 

初めての講演会、約束は破られた!

そこで私はまず、中国で薬剤について指導を受けた先生を招いて講演をしていただこうと考えて動きだした。日本では本来の中医学が伝わっていない事、薬の処方の違いなどを講演してほしいと伝えたところ、快く引き受けていただいた。私は渡航費や講演料の工面や会場の確保、案内作りや入場者集めなど一人で三ヶ月間かけて奔走した。おかげで、当日100名を超える方々に集まっていただけた。ところが前日、宿泊するホテルに約束の時間になっても先生が現れない。いつもの事とは思っても、中国からの入国で問題があったのではと不安になり、学院の先生の研究室に連絡すると確かに日本に出張しているといった。しかし群馬ではなく仙台だというのだ。私は驚いて仙台の宿泊先を聞き出して先生に直接理由を尋ねた。

「先生、明日は群馬に来られるのですよね?」すると「おや?聞いてないかね!明日はここで出版社の講演をするから君のところへは次の機会に行くよ!」笑い声混じりの声に私は返す言葉もなかった。後に確認したら、先生の本を出版する事になった日本の会社が破格の講演料を提示したという事だった。

漢民族がお金で動くのは珍しい事ではないが、約束を平気で破る事に驚いたり、怒ったりしている時間はなかった。明日の講演を中止する事は難しいので、私が代わりに話すしか方法はなかった。

翌日、自分で受け付けをやり、そこで先生が来れないことを謝罪し、何とか講演会を終了する事ができた。苦い経験だが、これが私の講演を引き受けるきっかけになっていったので、今では先生に感謝である。

 

受講生による詐欺!信用は消えた

講演会を終えて少しすると、参加していた理髪店を開業したばかりの女性から連絡をいただいた。聞けば中医学を学びたいとの事だった。私はそれも中医学を広めていくのに必要と思い、どうせなら多くの人に教えたいと、地元の新聞に広告を出してみた。すると、あっという間に一〇名の受講生が集まった。私は面接で、学ぶ条件に自分の地元の老人施術などにボランティアで参加し、貢献しながら自らのスキルを高めていく事を約束していただいた。勉強会も一年経過し、何人かに分かれて施術にボランティアで訪問することになった。そのうちの一ヵ所に私も含め五名で訪れた。そこは、前橋から車で二時間近くの山村だ。施設の入所者に施術している事が好評になり、歩けなかった方が歩きだした。笑わなかった方が笑ったなど感謝され、村からの依頼で村の施設で村民向けにも施術する事になった。 (次号へつづく)

(つづく)

2019年4月


 

養生術実践勉強会
9:30~
前橋無為庵


出張施術

高崎・倉渕

 

座禅会

8:00~

養生術実践勉強会

9:30~

前橋無為庵


 

 


10

 

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養生術半日勉強会

9:30~

体験施術会

13:00~

前橋無為庵

 

12

養生術呼吸気功法講座

10:00~

前橋南町公園

19:30~

前橋東公民館

 

13
旬の薬膳食事会
19:00~20:30
前橋かわはら整骨院
要予約

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養生術半日勉強会

9:30~

体験施術会

13:00~

前橋無為庵

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出張施術

13:00~

前橋方面

 


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施術会

9:00~

吹田無為庵

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施術会

9:00~

吹田無為庵

 

 

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早朝座禅会

8:00~

養生術実践勉強会

9:30~

吹田無為庵


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養生術半日勉強会

9:30~

体験施術会

13:00~

吹田無為庵

 

23

早朝座禅会

8:00~

養生術実践勉強会

9:30~

吹田無為庵


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養生術呼吸気功法講座

9:15~

茨木ローレル集会所

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養生術呼吸気功法講座

10:00~

前橋南町公園

19:30~

前橋東公民館

 

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出張施術

高崎・倉渕方面

 

 


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※日程は変更または中止になる場合がありますので直接確認して下さい

2019年5月


 

 

養生術実践勉強会
9:30~
前橋無為庵

 


 

 


 

養生術半日勉強会 9:30~

体験施術会 13:00~

前橋無為庵

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養生術呼吸気功法講座

10:00~

前橋南町公園 19:30~

前橋東公民館

 

 

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座禅会

8:00~

養生術実践勉強会 9:30~

前橋無為庵

 

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養生術半日勉強会 9:30~

体験施術会

13:00~

前橋無為庵


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施術会

9:00~

吹田無為庵

 

 


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施術会

9:00~

吹田無為庵

 

 

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早朝座禅会

8:00~

養生術実践勉強会 9:30~

吹田無為庵

 

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養生術半日勉強会

9:30~

体験施術会 13:00~

吹田無為庵

 

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早朝座禅会

8:00~

養生術実践勉強会 9:30~

吹田無為庵

 

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養生術呼吸気功法講座

9:15~

茨木ローレル集会所

 


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養生術呼吸気功法講座

10:00~

前橋南町公園

19:30~

前橋東公民館

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※日程は変更または中止になる場合がありますので直接確認して下さい

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