水無月６月に寄せて

去る5月10日、11日、福井県小浜市で初めて「いのちのつどい」を開催した。

小浜で中医学講座に参加されている皆さんを中心に企画から集客、当日の設営、運営まで協力していただいた。　今回は群馬から神楽太鼓奏者の石坂亥士氏を招いて神楽太鼓、528Hz癒しの音階と言われるソルフェジオガンクドラムと巨大なクリスタルボールの演奏をお願いした。

10日は一部を15時から、二部を18時からアンティークカフェあさいさんの二階をお借りして私のいのちの講話の後、般若心経などの読経に続き、寝そべりセッションと称して参加者の皆さんには思い思いの体勢で聴いていただいた。　床に寝そべると石坂亥士氏の創る音霊が頭の先から足の先、脳内、臓腑、細胞の隅々まで五感を通して入ってくるのには多くの方が体感できたと思う。そして自然に細胞が喜んで正に生き返る感覚さえ覚える。
ある参加者は会場に入るまで身体が重く、イライラも酷かったのに今はとても爽やかな不思議な気分ですと合掌してくださった。

一階で同時に開催されたパンや野菜、ドリンクや手作り弁当、薬膳食材の販売やインスピレーション自動書記で色紙に言葉をプレゼントしてもらうコーナーや手作りの洋服コーナーなども大盛況だった。

翌11日は市内の仏国寺をお借りしていのちのトークセッションと神楽太鼓などの演奏をお願いして迫力ある演奏に皆さんが圧倒されていた様に感じた。
丁寧に修行を重ねて、朝から外国からの修行僧はもちろん、住職自ら建物内外をきちっと清掃して清まるお寺は素晴らしい気が満ち溢れていてすべての方が音霊と寺の正気に包まれた幸せな時間を共有できたと思う。

多くの方からまた必ず開催してとお願いされこちらも心地よい疲労感に包まれた二日間であった。